埼玉県内の私立高校入試に向けて準備を進めているみなさん、こんにちは。私立高校の合格を勝ち取るために欠かせないのが「個別相談」ですが、そこでの評価を大きく左右するのが英検の資格です。特に準2級は、多くの学校でプラスの評価(加点)として認められる重要なラインになります。
今回の記事では、令和9年度(2027年度)の入試を受ける中学生とその保護者の方に向けて、英検がどのように入試で役立つのかを詳しくまとめました。偏差値が目標にあと一歩届かないときや、内申点を少しでも上げたいときに、英検はみなさんの強力な味方になってくれます。最新のデータをもとに、具体的な加点の内容をチェックしていきましょう。
埼玉県の私立高校入試には、北辰テストの結果や通知表の成績を持って学校の先生と話をする「個別相談」という独自の仕組みがあります。この場で「英検準2級を持っています」と伝えることで、合格の目安となる基準をクリアしやすくなるのです。学校によって加点のルールはさまざまですが、知っているのと知らないのでは大きな差がつきます。
これから紹介する情報を参考に、今のうちから英検準2級の取得を目指して計画を立ててみてください。最新の学校ごとの基準や、効率よく合格を勝ち取るための試験の受け方など、合格に一歩近づくためのヒントをたくさん詰め込みました。みなさんの志望校選びと受験勉強が、より良いものになるよう応援しています。
埼玉の私立高校入試で英検を上手に活用するメリット
埼玉県内の私立高校入試を攻略するなら、英検の取得はとても賢い戦略になります。埼玉の私立入試には、北辰テストの偏差値や内申点を持って個別相談に行き、合格の可能性を確認する独特の文化があります。この個別相談の場で、英検準2級以上の資格を持っていると、偏差値や内申点が少し足りないときの「助け舟」として認めてもらえることが非常に多いです。
英検がここまで重視されるのには理由があります。今の大学入試では、英検などの資格を持っていると有利になる仕組みが広がっているため、高校側も「中学のうちから高い英語力を持っている生徒」を積極的に入学させたいと考えているからです。準2級は高校中級程度の学力を証明するもので、これを持っている生徒は入学後も成績が伸びやすいと期待されています。
具体的には、北辰テストの偏差値にプラスしてもらえる「偏差値加点」、通知表の数字に上乗せされる「内申点加点」、そして入試本番の点数に足してもらえる「当日点加点」の3つのパターンがあります。これらの加点があることで、持っていない受験生よりも一歩リードした状態で入試に臨めるようになります。令和9年度(2027年度)入試でも、この傾向は変わらず続いていくでしょう。
また、英検の資格には有効期限がなく、一度合格すればずっと使い続けることができます。高校入試で役立つのはもちろんですが、その後の大学受験や将来の仕事でも、自分の実力を証明する確かな証拠になります。埼玉県内の私立高校を目指す中学生のみなさんは、まず準2級を一つの目標にして、それを武器に受験を有利に進めていくのがおすすめのルートです。
個別相談と「確約」制度の仕組み
埼玉県独自の「個別相談」は、秋から冬にかけて行われる、受験生と高校の先生が直接お話しする大切な場です。ここでは、北辰テストの成績表や通知表の結果を見せて、学校側から「この成績なら合格の可能性が非常に高いですよ」という、実質的な合格の約束(通称:確約)をもらいます。このとき、英検準2級という資格は、偏差値や内申点が基準にあと一歩届かない場合に、それを補うための強力な武器になります。
個別相談で確約をもらう際、英検の級は「偏差値の底上げ」として具体的に計算されることがあります。例えば、あるコースの基準が偏差値65で、自分の偏差値が64だった場合、英検準2級を持っていれば「偏差値+1」として計算し、基準をクリアしたとみなしてくれる学校が少なくありません。このように、英検は言葉だけでは伝わりにくい「英語の実力」を、誰にでもわかる数字で証明してくれるのです。
また、英検の級は、志望するコースを選び直すときにも役立ちます。特進コースや選抜コースといった難易度の高いクラスでは、3級ではなく準2級以上を加点の条件にしている学校が多いのが現実です。英検準2級をしっかり持っていることで、より高いレベルのコースでの確約がもらいやすくなり、結果として大学進学に有利な環境を自分で選んでいくことができるようになります。
令和9年度入試を受けるみなさんは、個別相談が本格的に始まる10月や11月までに、英検準2級の合格証を準備しておくことが大切です。早い段階で英検を取っておけば、個別相談のときに自信を持って「私はこれだけの力があります」とアピールできます。英検は、ただの英語の試験ではなく、憧れの高校への扉を開くための「大切な鍵」だと言えるでしょう。
北辰偏差値への加点システム
北辰テストは、埼玉県の中学生のほとんどが受けるとても大きな模試です。私立高校の個別相談では、この北辰テストの偏差値(主に3年生の7月以降の良い結果2回の平均など)が合格の目安として使われます。この偏差値に対して、英検の級に応じて一定の数字を加算してくれるのが「偏差値加点」という制度です。これは英検準2級を持つみなさんが受けられる、一番大きなメリットの一つです。
加点される幅は学校によって違いますが、一般的には英検準2級で「偏差値+1〜+2」くらい加点してくれる学校が多いです。偏差値を1ポイント上げるためには、5教科すべての勉強を一生懸命やる必要がありますが、英検準2級なら英語1教科の頑張りで「確実な加点」を手に入れられます。これは、当日の調子に左右されやすい北辰テストの結果を、安定して支えてくれるお守りのような存在になります。
この仕組みをうまく使うと、コースの「スライド合格」も狙いやすくなります。例えば、一番上のコースにあと少し偏差値が届かなくても、英検の加点を使ってそのコースに挑戦し、もしダメでも次のコースで合格できるように準備しておくことができます。加点された偏差値があることで、挑戦できる学校やコースの幅がグッと広がるのが、埼玉の私立入試の面白いところでもあります。
令和9年度入試に向けて勉強しているみなさんにとって、北辰テストの対策と英検の勉強を両立させるのは大変かもしれません。でも、その努力は必ず報われます。北辰テストで思うように点数が伸びなくて悩んでいるときでも、英検準2級による加点は、偏差値という壁を乗り越えるための「心強いステップ」になります。このシステムを味方につけて、自分に有利な受験プランを組み立てていきましょう。
内申点(調査書)への直接加点
英検のすごさは偏差値だけに留まらず、中学校の通知表の成績、つまり「内申点」に対しても発揮されます。埼玉県内の私立高校では、3年生のときの5教科や9教科の評定(5段階評価)の合計を個別相談の基準にしていますが、英検の級を持っていると、その合計点に「+1」や「+2」といった加算をしてくれる学校があります。これは、推薦入試や単願入試を考えている人にとって、とても大きなメリットです。
たとえば、5教科の合計が「20点以上」という基準がある学校で、自分の内申が「18点」だったとします。普通なら基準に届きませんが、英検準2級を持っていれば内申点に「+2点」の加点が入り、合計「20点」として基準をクリアしたと認めてもらえることがあります。学校の成績を急に上げるのは難しいですが、英検は検定試験の結果で点数を上乗せできるので、内申対策の頼もしいサポート役になります。
ただし、内申点の加点には学校ごとの細かなルールがあることにも注意が必要です。たとえば大宮開成高校のように、通知表に「1」がある場合や、特定の欠席日数(中学2・3年生の合計が21日以上など)を超えている場合は加点を受けられないという約束を設けている学校もあります。英検の加点があるからといって安心しすぎず、日頃の学校生活もしっかりと送ることが、加点チャンスを逃さないための大前提です。
令和9年度入試でも、内申点は志望校を決めるための重要なポイントです。特に「単願」で早く進路を決めたい人にとって、英検準2級による内申加点は強力なセーフティネットになります。3年生の早いうちに英検を取っておけば、2学期の期末テスト前などに英語以外の勉強に時間を回せるようになり、結果として全体の内申点を底上げすることにもつながります。英検を内申対策の一環として活用していきましょう。
埼玉の私立高校ごとに違う!英検準2級の詳しい加点基準
埼玉県内の私立高校は、それぞれ英検をどう評価するかについて具体的な「加点ルール」を決めています。特に進学に力を入れている学校では、英検準2級を「高校レベルの基礎がしっかりできている」と評価し、3級よりも高いポイントを与えています。みなさんの志望校が、準2級に対してどんな優遇を用意しているかを知ることで、受験の計画がぐんと立てやすくなります。
たとえば、開智高校や大宮開成高校のような人気の高い学校では、合格したときに出る「CSEスコア(英語の4技能の合計スコア)」を細かく見ることもあります。これにより、同じ準2級合格者の中でも、より高い実力を持つ生徒をしっかり評価する仕組みが整っています。こうした最新の評価のやり方を知っておくことは、令和9年度入試を有利に進めるための大切な知識になります。
また、加点は一つのコースだけでなく、特進や選抜といった学校内のすべてのコースで設定されていることが多いです。上位のコースを目指すなら「持っていて当たり前」、中堅のコースを目指すなら「持っていれば最強の武器」になるのが英検準2級の特徴です。中には、試験の受け方(単願・併願)に関わらず、同じように有利な扱いをしてくれる学校もあり、受験の選択肢が自由に広がります。
このセクションでは、埼玉県の代表的な私立高校をいくつか選んで、それぞれの「英検準2級の加点ルール」を深掘りしていきます。これらの情報を比べることで、今の自分の力がどの学校で一番高く評価されるのかを具体的にイメージしてみてください。公式データに基づいた、リアルな加点の内容をしっかりチェックしていきましょう。
開智高校の英検活用制度と得点換算
開智高校は、埼玉県の私立高校の中でも英検をとても大切にしている学校の一つです。この学校には「英検活用制度」というものがあり、持っている級に合わせて入試当日の英語のテストの点数を保証、あるいは換算してくれるという、受験生にとってとても嬉しいシステムがあります。準2級以上の資格があれば、専願でも併願でも、本番のテストを受ける前から一定の点数がもらえることが決まるのです。
具体的な換算点数を見てみると、準1級以上なら100点(満点!)、2級なら80点、準2級プラスなら70点、そして通常の準2級なら65点となっています。ここで注目したいのが「準2級プラス」という区分です。これは、準2級の中でも特にスコアが高かった人を評価してくれる枠で、あきらめずに高いスコアを目指した努力が報われるようになっています。もし当日のテストでこれ以上の点数を取れば高いほうが採用されるので、損をすることは絶対にありません。
開智高校を目指す人にとって、英検準2級を持っていることは「英語のテストで最低でも65点を取れる安心」を持って入試に行けるということです。入試当日の英語のテストは難しくなったり傾向が変わったりすることもありますが、この制度があればそうしたリスクをカバーできます。英語で点数が決まっている分、数学や国語の勉強に時間をたっぷり使えるようになり、全体的な合計点を上げやすくなるというメリットもあります。
令和9年度入試でも、開智高校のこの換算ルールは多くの受験生にとって心強い支えになるはずです。準2級を持っていることは、レベルの高い戦いの中で「確実な持ち点」となり、心に余裕を生んでくれます。出願のときに申請が必要になるので、合格証をなくさないようにして、手続きを忘れないように気をつけましょう。開智を目指すなら、まずは準2級、そして「準2級プラス」を目標にするのが合格への近道です。
大宮開成高校の「準2級プラス」評価
大宮開成高校も、開智高校と同じように「準2級プラス」という独自の評価を大切にしている学校です。この学校は英語の教育にとても力を入れていて、英検を生徒のやる気と実力を見るための大切なものだと考えています。個別相談でも、ふつうの準2級より高い評価をくれる「準2級プラス」の設定があるのは、高い英語力を持って入学してほしいという学校からの期待のメッセージです。
大宮開成高校での英検の評価は、主に北辰テストの偏差値基準への加点として使われます。ふつうの準2級でも加点がありますが、「準2級プラス」を持っていればさらに加点が増えたり、上のコースに合格するための条件がゆるくなったりするなどの良いことがあります。他の学校ではただの「準2級」として扱われる場合でも、大宮開成高校ならその頑張りを一段上の評価として認めてくれるので、受験生にはとてもお得な制度です。
ただ、一つ気をつけてほしいのは、学費が免除になる「特待生」の判定には英検の加点は使われないということです。特待生を狙うなら、北辰テストの素の偏差値や、当日の入試テストでしっかり高得点を取ることが求められます。それでも、先進コースやⅠ類、Ⅱ類といった各コースの合格判定には英検が大きくプラスになるので、着実に合格を手にしたいなら準2級以上は取っておきたいところです。
令和9年度入試に向けた大宮開成高校の個別相談では、北辰テストの「7月以降の良い結果2回の平均」と、英検の成績表をセットで持っていくのが基本になります。また、通知表に「1」がないといった基本的な約束をクリアしていることも大切です。英検の価値をしっかり認めてくれるこの学校で、自分の英語力をアピールして、憧れのコースへの切符を掴み取りましょう。
春日部共栄高校のコース別優遇措置
春日部共栄高校では、コースのレベルに合わせて細かく分かれた英検の優遇措置があります。この学校は「特進S系」などの上位コースで高い合格基準を設けていますが、英検や漢検といった資格を組み合わせることで、その基準をクリアしやすくする仕組みを整えています
具体的な例を挙げると、併願で選抜コースを目指す場合、偏差値平均が70以上という厳しい条件がありますが、ここに英検の加点を足すことができます。特に特進S系のような難関コースへの挑戦では、英検準2級以上を持っていることが「標準」とされることも多いので、資格がないライバルに比べて大きなアドバンテージになります。3級から加点の対象にはなりますが、上のコースを狙うならやはり準2級が目安です。
春日部共栄高校のもう一つの特徴は、英検だけでなく漢検や数検といった他の検定も同じように評価してくれるところです。それでも、今の社会で求められる力や大学入試のことを考えると、英語の4つの力を測る英検、特に準2級は他の検定よりも重視される傾向にあります
令和9年度入試を目指すみなさんは、まずは得意な検定からコツコツ取っていくのがいいでしょう。その中でも、英検準2級はどこへ行っても通用し、高い評価がもらえる「エース級」の資格です。秋からの個別相談に向けて、北辰テストの偏差値を上げることと一緒に、英検の取得も計画的に進めておくことが、春日部共栄の難関コースを突破するための賢い作戦になります。
淑徳与野・浦和学院等の加点傾向
淑徳与野高校や浦和学院高校でも、英検準2級は合格をぐっと引き寄せるための大切な資格として扱われています。女子進学校の淑徳与野高校では、北辰テストの偏差値に対して「+1〜+2」ポイント程度の評価をしてくれるのが一般的です。淑徳与野のような偏差値が高い学校では、このわずかなポイントの差が合否を分けることになるため、準2級を持っていることが「合格への最後のひと押し」になります。
一方、スポーツや勉強などいろいろなコースがある浦和学院高校では、入試の形式に合わせて英検が活用されます。たとえば「4科型・2科型入試」では、英検3級以上を持っていると級に合わせて点数をプラスしてくれる仕組みがあります。準2級を持っていれば、進学コースだけでなくさらに上の特進コースも狙いやすくなり、自分の可能性を広げることができます。
これらの学校に共通しているのは、英検準2級を「中学生が目指すべき高い目標」と考えている点です。淑徳与野のような難関校を目指す人にとって、準2級はもはや「持っていて当たり前」の最低条件に近いかもしれません。また、浦和学院のような学校では、準2級があることで他の受験生と差をつけ、より有利な条件で合格を勝ち取ることができます。
令和9年度入試に向けて、これらの学校を滑り止めや第一志望として考えている人は、今のうちに英検の準備をしておきましょう。学校ごとに「何点プラスされるか」などのルールを事前に調べておけば、本番のテストで何点取ればいいかの目標も立てやすくなります。英検準2級という確かな実績を持って、自信満々で入試に挑んでくださいね。
| 学校名 | 加点される級 | 具体的な優遇の内容 |
| 開智高校 | 準2級〜準1級 |
英検活用制度で、当日点が準2級(65点)〜準1級(100点)に換算 |
| 大宮開成高校 | 準2級以上 |
「準2級プラス」を独自に評価。偏差値基準に加点してくれる |
| 春日部共栄高校 | 3級以上(準2級がおすすめ) |
各コースの偏差値や内申基準で優遇される |
| 淑徳与野高校 | 準2級以上 |
北辰偏差値に対して+1〜+2ポイントとして計算 |
| 浦和学院高校 | 3級以上 |
入試の形式に合わせて段階的に点数をプラスしてくれる |
栄東高校の2027年度入試に見る埼玉の私立高校と英検の関係
埼玉県内でも指折りの進学校であり、毎年東大合格者をたくさん出している栄東高校。この学校の入試制度はいつも県内の私立入試の注目を集めていますが、令和9年度(2027年度)入試から、英検の使い方を大きく変えることを発表しました。これまでの「英検加点型」という名前を「2教科+英検型」に変えるという変更は、英検の力を入試の柱として直接評価するという学校の強い意志の表れです。
この変更は、ただ名前が変わるだけではありません。入試における「英語のテスト」そのもののあり方が変わるのです。これまでは国数英の3教科を解いたあとに英検の点数を足していましたが、新しい「2教科+英検型」では、英検準2級以上を持っていることが、国語や数学と同じくらい重要な「一つの科目」として扱われるようになります。早くに英検を取っている人は、当日の英語のテストの負担を減らしつつ、高い評価をもらった状態で合格を狙えるようになります。
また、栄東高校はこの新しい仕組みに合わせて、前期試験の理科・社会のテスト時間を45分から40分に短くする予定です。これは、知識を詰め込むだけでなく、短い時間でパッと考えて答えを出す力や、英検を通じて身につけた「実際に使える英語の力」を重視するという方針です。栄東を目指す人にとって、この入試の変化に対応することは、合格のために一番大切なポイントになります。
このセクションでは、栄東高校の最新入試における英検活用のポイントを詳しく解説します。「2教科+英検型」がどんな仕組みなのか、そしてテスト時間が短くなることが受験生にどう影響するのか。さらに、前期と後期の両方を受けることで合格ラインが10点下がる優遇と、英検加点の組み合わせについても紹介し、令和9年度入試で栄東に合格するための新しい必勝パターンをお伝えします。
「2教科+英検型」への名称変更とねらい
令和9年度から導入される栄東高校の「2教科+英検型」は、これまでの私立入試の常識をくつがえす、とても画期的な選び方です。前の名前だった「英検加点型」は、あくまで「3つのテスト(国数英)を受けて、そこに英検の級に合わせて点数を付け足す」というプラスアルファの扱いでした。でも、新しい「2教科+英検型」は、国語と数学のテスト点数に英検の力をセットにして考えることを、はっきりと示しています。
この名前の変更に込められたねらいは、英語の4つの力(読む・聞く・話す・書く)をバランスよく持っている生徒を、もっと正確に選びたいという学校の思いです。ふつうの入試では測りにくい「話す力」を含む英検の資格を科目そのものとして認めることで、将来世界で活躍できる力がある生徒を優先的に合格させようとしています。受験生にとっては、英検準2級以上を持っていれば、まるで「英語のテストで満点に近い評価を最初からもらっている」ような有利な状態で戦えるようになります。
この「2教科+英検型」を選べるのは、準2級以上など、決まった級を持っている生徒だけになる予定です。これにより、中学のときから計画的に英語を頑張ってきた人が、しっかりと報われる仕組みになりました。国語と数学の勉強に集中して、英語は英検で事前にクリアしておくという「作戦」が立てられるようになるので、勉強の効率がぐんと上がります。
令和9年度に栄東高校を受けようと考えている人にとって、この変更は「英検を取らなければもったいない」というレベルにまでその価値を引き上げました。もはや加点は「おまけ」ではなく、メインの勝負に勝つための「大きな武器」です。自分がこの新しい方式を使えるのか、準2級が具体的に何点として扱われるのか。最新の募集要項をしっかり読み込んで、いち早く準備を始めることが合格への絶対条件です。
試験時間短縮と英語4技能の重要性
栄東高校の令和9年度入試でのもう一つの大きな注目点は、前期試験の理科・社会のテスト時間が短くなること(45分から40分へ)です
「2教科+英検型」を選んだ場合、当日の英語のテストが免除されたり、有利に扱われたりすることが予想されます。そうなれば、英語に使うはずだったエネルギーを、理科や社会、あるいは数学といった他の科目の対策にたっぷり注ぎ込めるようになります。時間が短くなって厳しくなる理科や社会で高得点を取るためには、こうした「集中的な勉強」がとても重要です。早くから英検を取っている人は、入試直前の大事な時間を苦手教科の克服に使えるので、合計点でのライバルに大きな差をつけられます。
また、栄東高校が英語の4技能を大切にする姿勢は、実際のテスト問題にも現れています。リスニングの点数が全体(70点満点)のうち約30%(20点)も占めていて、内容をすばやく理解する力が問われます。英検準2級の勉強で鍛えた「英語を聞き取る耳」は、栄東のハイレベルなリスニング問題を解くための強力な土台になります。テスト時間が短くなるという厳しい状況でも、落ち着いて点数を取れるのは、やはり基礎が固まった英検準2級以上の保持者です。
令和9年度入試のキーワードは「効率とスピード」です。栄東高校の制度変更は、ただの知識だけでなく、それをどう使いこなして結果を出すかを試しています。英検という4技能を測るツールを早くから使いこなし、テスト時間の短縮という壁を軽々と乗り越えるための準備を今から始めましょう。それが、栄東高校の門をくぐるための確実な一歩になります。
前期・後期両日受験による優遇措置
栄東高校の合格をさらに確実にするためのすごい制度が、前期のテストと後期のテストの「両日受験優遇」です。これは、前期と後期の両方のテストを受けた人に対して、ふつうの合格最低点から一律に「10点」も引いて判定してくれるというものです。この10点の優遇は、入試本番でのものすごい味方になります。そして、この「10点のおまけ」に「英検の加点」を組み合わせることで、合格できる可能性はもっと高まります。
たとえば、英検準2級を持っている受験生が、前期の「2教科+英検型」を受けて、あと数点届かずに不合格になったとしましょう。でも、あきらめずに後期のテストも受けることで、今度は「合格ラインが10点下がった状態」で判定してもらえます。英検による「安定した持ち点」と、両日受験による「10点のボーナス」という、2つもの強力なサポートがつくことで、栄東を第一志望にする人にとって、これ以上ないほど有利な仕組みになっています。
この制度は、栄東高校への「強い気持ち」と「コツコツ頑張った努力」を認めてくれる仕組みでもあります。学校側も、高い英語力(英検)を持っていて、さらに何度も挑戦してくれる(両日受験)生徒を、入学後も伸びる生徒として歓迎しています。令和9年度入試でも、この10点優遇は続けられる予定なので、英検準2級を持っている人はこのメリットを最大限に使いましょう。
入試のスケジュールを立てるときは、最初から前期・後期のセットで受けることを前提にするのがおすすめです。英検準2級を事前にしっかり取っておいて、前期で全力で勝負。もしものときのために10点優遇がある後期も控えておく。この「二段構え」の作戦こそが、栄東のような難しい学校を突破するための、一番賢いプランです。英検と両日受験のダブルパワーを味方につけて、合格を確かなものにしましょう。
英語入試の仕組みと目標にしたい点数
栄東高校の英語のテスト(従来型)は、英検準2級よりもずっと難しいレベルです。テストは全部で70点満点になっていて、短い文からとても長い文までの読解問題が3つと、リスニング問題という構成になっています。合格するためには、全体で約77%(54点以上)の点数を取ることが目標になります。各パートで8割近い正解を出す必要があるので、かなりしっかりとした準備が必要です。
英検準2級は「高校中級程度」と言われていて、栄東高校のテストで出る文法や単語の基礎をほとんどカバーしています。特に点数の30%近くを占めるリスニングでは、英検の勉強で鍛えた力がそのまま発揮できます。栄東のリスニングは、問題を聞きながらパッと答えを判断する力が求められるので、英検のリスニングやスピーキングの練習がとても役に立ちます。
一方で、長文読解問題は英検準2級よりも内容が難しく、専門的なテーマが出ることもあります。そのため、準2級にギリギリ合格したくらいの力だと、栄東のテストで目標の54点を取るのは簡単ではありません。でも、新しく始まる「2教科+英検型」を選べれば、この難しい長文読解でのミスを英検の資格でカバーできるかもしれません。これは英語が少し苦手な人にとっても、逆に得意な人にとっても、ものすごく有利な仕組みです。
まとめると、栄東を目指すなら英検準2級は「最低限クリアしておくべき目標」です。そして、新しい入試制度によって準2級を「確実な持ち点」として使えるようになったのは、みなさんにとって最高のチャンスです。自分の今の英語の力と英検の級が、栄東の合格ラインにどう届くかを冷静に考えて、自分にぴったりの受け方を選んでくださいね。
| 栄東高校 英語入試の仕組み | 配点 | 合格の目標点 | 英検準2級とのつながり |
| 大問1:短い文の読解 | 15点 | 12点(80%) |
基礎的な文法や単語の力が試される |
| 大問2:中くらいの文の読解 | 15点 | 12点(80%) |
文の流れを読み解く力が必要 |
| 大問3:一番長い文の読解 | 20点 | 15点(75%) |
速く読み、内容を正しくつかむ力が必要 |
| 大問4-6:リスニング | 20点 | 15点(75%) |
英検対策で鍛えた耳が最大の武器になる |
| 合計 | 70点 | 54点(77%以上) |
英検準2級以上で加点などの恩恵が大きい |
英検S-CBTを使って埼玉の私立高校の合格をグッと引き寄せる方法
埼玉県内の私立高校入試に向けて、英検準2級を取るための「時間」は限られています。多くの学校が10月から12月に「個別相談」を行うため、そのときに合格の結果を持っていくには、遅くとも11月の初めまでには合格していなければなりません。これまでの「年3回」しかないふつうの試験だけだと、チャンスが少なすぎて不安ですよね。そこで大活躍するのが、ほぼ毎週受けられる「英検S-CBT」です。
英検S-CBTは、パソコンを使って1日でスピーキングまでの4つの技能をすべてテストする形式です。この合格資格は、ふつうの英検とまったく同じ価値があります。埼玉県の私立高校も、個別相談のときにS-CBTの結果を正式なものとして認めてくれます。S-CBTをうまく使えば、もし一回不合格になってもすぐに再挑戦できる「何度でもチャレンジ」が可能になり、11月のリミットまでに準2級を取れる確率が大幅に上がります。
特に令和9年度入試を受ける中学生のみなさんは、3年生の秋は北辰テストや学校の定期テスト、修学旅行などの行事が重なってとても忙しいはずです。S-CBTなら、自分のスケジュールに合わせて土日や平日の夜など、好きな日と会場を選べるので、勉強や遊びの計画を邪魔せずに英検に挑戦できます。さらに、スピーキングまで1日で終わるので、二次試験のために別の日に出かける必要がないのも、忙しい受験生には嬉しいポイントです。
このセクションでは、埼玉の私立高校合格を確実にするための、最新の英検S-CBT活用作戦をお教えします。いつ受けて、どんなふうにリトライすればいいのかがわかる「逆算カレンダー」や、ふつうの試験との組み合わせ方など、具体的な秘訣を公開します。英検S-CBTという最強の道具を使いこなして、余裕を持って合格への切符をゲットしましょう。
S-CBTによる「何度でも挑戦」が強い理由
英検S-CBTの一番いいところは、なんといっても「受けられる回数が多いこと」です。同じ検定の期間(第1回・2回・3回)の間に、一つの級を最大2回までS-CBTで受けることができ、さらにふつうの試験を1回受ければ、数ヶ月の間に合計3回もチャンスがあります。この「数で勝負できる」仕組みは、一発勝負だと緊張して力を出せない人にとって最強の味方になります。
埼玉の私立入試では、英検準2級に「合格していること」がそのまま加点につながるので、もしスコアが数点足りずに不合格になったときのショックは大きいです。でも、S-CBTなら不合格の結果がわかったらすぐに次の予約を入れて、覚えているうちに再挑戦できます。一度テストを受けた直後なら、「あそこを間違えた」「次はこう答えよう」という記憶が新しいため、少しの期間の勉強で合格ラインを突破できることが本当に多いのです。
また、S-CBTはヘッドセットを使って音を聞いたり、マイクに向かって話したりするので、周りの音を気にせず集中しやすいというメリットもあります。自分のペースで進められるので、ふつうの試験よりも実力を出しやすいという人もたくさんいます。こうした「リベンジのしやすさ」と「集中できる環境」があるからこそ、準2級合格へのハードルが大きく下がるわけです。
令和9年度入試という失敗できない場面で、S-CBTを使った「何度でも挑戦」作戦は、今や受験生のスタンダードな戦い方になっています。不合格を怖がって受けるのを先延ばしにするのではなく、「ダメでもまたすぐ受けられる!」という前向きな気持ちで、早めにS-CBTにチャレンジすることが、11月の個別相談で最高の笑顔を見せるための秘訣です。
11月の個別相談に間に合わせる逆算カレンダー
埼玉県内の私立入試で英検の加点をもらうためには、守らなければならない「締め切り」があります。ほとんどの学校が12月の中旬には個別相談を終えてしまうため、英検準2級の合格証を持っていくには、11月の上旬までにはテストを受け終わっている必要があります
具体的なおすすめスケジュールは、理想を言えば「3年生の夏休み中」に1回目のS-CBTを受けておくことです。ここで合格すれば、秋からは北辰テストの勉強に全力投球できます。もし不合格だったとしても、9月や10月に1回ずつリベンジする余裕が持てます。10月の最後の週に受けるS-CBTが、11月下旬の個別相談に間に合う「ラストチャンス」になることが多いので、ここがデッドラインになります。
大宮開成高校や開智高校のように、北辰テストの偏差値と英検をセットで評価する学校を目指すなら、11月の北辰の結果が出るのと同時に英検の合格結果も揃っているのが一番いい状態です。11月の個別相談で「偏差値も基準を超えたし、英検準2級も取れた!」と胸を張って言えるようにするためには、10月末までにS-CBTを終えておくことを絶対に忘れないようにしましょう。
令和9年度入試に向けて、自分のカレンダーに「英検のデッドライン」を書き込んでおいてください。申し込みの締め切りはテストの数週間前なこともあるので、早めに予約するのがコツです。特に10月の日程は、同じように急いで受ける中学生で会場がいっぱいになりやすいので、夏休みが終わるころには予約を済ませておくのが、賢い受験生と保護者の方の動きと言えるでしょう。
| 受ける時期 | アクションの内容 | ここがいいポイント! |
| 7月〜8月 | S-CBT 第1回に挑戦 |
夏休みの成果をチェック。受かれば秋が楽になる |
| 9月 | 結果を確認して、予約する |
もしダメでも、弱点を直してすぐにまた受けられる |
| 10月 | S-CBT 第2・3回に挑戦 |
個別相談に間に合う最後のチャンス |
| 11月 | 結果をプリントして相談へ |
最新の合格結果を持って、加点の交渉に行こう |
ふつうの試験(従来型)とS-CBTの使い分け
英検準2級を確実に取りたいなら、年3回のふつうの試験とS-CBTを上手に組み合わせるのが一番の近道です。たとえば、10月にあるふつうの試験をメインにしつつ、その前後でS-CBTの予約も入れておくことで、合格のチャンスを何倍にも増やすことができます。万が一、ふつうの試験で体調が悪かったり問題が難しかったりしても、S-CBTがあればすぐにリカバリーが可能です。
ふつうの試験には「慣れ親しんだ塾や学校で受けられる」「問題用紙に書き込みができる」という良さがあります。一方でS-CBTは「1日で全部終わる」「結果が早くわかる」というスピード感が魅力です。この2つを「ハイブリッド」で受けることで、自分の得意なやり方を見つけながら、単純にテストを受ける回数を増やして、合格する確率を最大まで引き上げることができます。
この作戦で大切なのは、保護者の方に協力してもらうことです。S-CBTの申し込みはクレジットカードでの支払いが基本なので、お子さんが「もう一回受けたい!」と思ったときにすぐ申し込めるように準備しておいてあげてください。早めに予約を確保しておくことも、合格を勝ち取るための大きなサポートになります。
令和9年度入試は、情報をどれだけ早く集めて動くかが勝負です。ふつうの試験だけを待つのではなく、S-CBTという便利な道具もフル活用して、11月の個別相談までに必ず準2級の合格を手に入れましょう。その頑張りが、憧れの高校の合格へとつながるはずです。
取得した級には有効期限がない!将来へのメリット
英検を取ることを、ただの高校受験のための「おまけ」と考えてしまうのはもったいないです。英検の資格には有効期限がなく、一度手に入れた「準2級」という称号は、一生使い続けることができます。中学時代に一生懸命頑張って手に入れたこの資格は、高校に入ってから、そしてその先の大学受験や就職活動でも、あなたの頑張りと実力を証明してくれる公的な証拠になります。
特に最近の大学入試では、英検などの資格の結果をそのままテストの点数にしたり、出願するための条件にしたりする大学がとても増えています。高校入試のときにすでに準2級を持っている人は、高校1年生や2年生でスムーズに「2級」や「準1級」の勉強に進めるため、大学受験でもライバルに大きな差をつけられます。今の英検対策は、実は3年後の大学合格に向けた「最高の先取り学習」でもあるのです。
また、英検準2級の勉強で身につく「英語の4つの力」は、将来社会に出たときに必ず役に立つスキルそのものです。栄東高校や開智高校などは、入学後もレベルの高い英語の授業を行っていますが、準2級の基礎がある人はこうした授業をより深く理解でき、海外研修や交換留学などのチャンスを掴みやすくなります。英検は、あなたの世界を広げるための「魔法のパスポート」のような役割を果たしてくれます。
令和9年度入試を受けるみなさん、そして保護者の方。英検準2級の取得は、目の前の高校に受かるためだけでなく、将来ずっと使える大きな宝物を手に入れる第一歩です。有効期限のないこの武器を今手に入れておくことは、これからの長い人生で「英語という壁」を乗り越えるための自信になるはずです。合格したあとの素敵な未来を思い浮かべながら、今の挑戦を大切にしていきましょう。
埼玉の私立高校を受験するなら英検準2級を絶対取っておくべき理由
埼玉県の私立高校受験で、英検準2級を取ることの意味は、ただ「点数が入る」というだけではありません。それは、高校受験という大きな壁に立ち向かうときに、「自分はこれだけ頑張って結果を出したんだ」という自信を持ち、ライバルに対して有利な立場に立つための大切なプロセスです。偏差値が60を超えるような上位の高校を目指すなら、準2級はもはや「あったほうがいい」ものではなく「持っていて当たり前」の装備になりつつあります。
英検の勉強そのものが、中学生のみなさんの学習習慣を作るのにも役立ちます。準2級は中学卒業レベルの3級よりもずっと難しくなり、高校生の途中で習うような単語や文法、長い文章を読める力が必要になります。このレベルを自分の力で、あるいは塾の先生の助けを借りて乗り越えることは、高校に入ってから必要になる「自分で学ぶ力」が身についていることの証明にもなります。高校の先生も、そうした自ら努力できる生徒を求めているからこそ、個別相談で高い評価をくれるのです。
さらに、滑り止めの併願校を選ぶときにも、英検準2級は欠かせません。公立高校を第一志望にしている人にとって、私立高校は「確実に合格し、安心できる場所」である必要があります。英検の加点を使って、ふだんの自分の偏差値よりも1ランク、2ランク上の私立高校の合格を確保できれば、心に余裕を持って2月の本番に臨むことができるでしょう。
この最後のセクションでは、なぜ埼玉の私立受験生が英検準2級を目指すべきなのか、その本当の理由をまとめます。高校に入ってからの勉強のしやすさや、大学入試での有利さ、そして加点をもらうために気をつけなければならない注意点など、いろいろな角度からその価値をお伝えします。令和9年度入試を大成功させるための、最高のアドバイスをまとめました。
高校入学後の英語の勉強が楽になる
英検準2級を取っておくと、高校に入ってからの英語の授業がとても楽になります。中学校で習う英語と高校で習う英語の間には、難しさや覚える量にとても大きな差があります。でも、中学のうちに準2級をクリアしている人は、高校1年生で習うような文法の基礎(不定詞の応用や関係代名詞など)がすでに頭に入っているので、高校の速いスピードの授業にもあわてずについていくことができます。
特に栄東高校や大宮開成高校のような進学校は、授業が進むのがとても速く、使われる教科書も難しいものです。高校に入ってから中学の復習をしているようでは、あっという間に周りに引き離されてしまいます。でも、準2級の力がある人なら余裕を持ってハイレベルな問題に取り組めるので、定期テストでいい順位を取りやすく、学校の推薦をもらうときなどにも有利になります。
また、準2級の勉強で鍛えた「話す」「聞く」などの4つのバランスのいい力は、高校で受けるいろいろな実力テストや、海外研修のメンバーに選ばれるときなどにも役立ちます。高校入学直後に行われるテストでも、準2級を持っている人は最初からいい成績を出せるので、周りの友達や先生からの信頼を勝ち取り、自信を持って高校生活をスタートさせることができます。
令和9年度に入学するみなさんにとって、英語はテストのためだけでなく、一生使い続けるスキルです。中学時代に英検準2級という土台を作っておくことは、高校生活の3年間をただ暗記に追われるだけの苦しい時間ではなく、英語を使って新しい世界を知る楽しい時間に変えてくれるはずです。合格をゴールにするのではなく、その先を見据えて英検に挑戦することが、本当の意味での「有利」につながります。
大学入試の「外部検定利用」に向けたスタートダッシュ
今の大学入試では、英検などの結果を入試の得点として認める「外部検定利用」という仕組みが一般的になっています。高校入試のときにすでに準2級を持っているということは、この大学受験に向けた戦いで、最初から一歩リードしていることを意味します。高校1年生のうちに「2級」、2年生で「準1級」とステップアップしていけば、大学入試のときには英語のテストが免除されたり、満点として扱われたりすることもあるのです。
また、早くから英検に慣れておくことで、英語の4つの力を効率よく鍛える方法が身につきます。大学受験の英語は覚えることが山ほどありますが、準2級というしっかりとした土台があれば、応用的な問題にもスムーズに取り組めます。これは英語が得意な人だけでなく、英語で苦労したくないと考えている人にこそ、大きなメリットになります。
英検は一生有効な資格ですが、大学によっては「受験から2年以内のものに限る」といった独自のルールを設けている場合もあります。それでも、一度中学で準2級の実力をつけていれば、高校での再取得や上位級への合格はとても簡単です。このように、英検準2級は「大学合格に向けた予約券」のような役割も果たしてくれます。
令和9年度に高校生になるみなさんにとって、大学受験はまだ先の話に思えるかもしれません。でも、今の英検の頑張りは3年後の自分を助ける最高のプレゼントになります。将来の夢を叶えるために、そして受験をもっと有利に進めるために、今ここで準2級を手に入れることの価値を、もう一度しっかり考えてみてくださいね。
欠席日数や通知表の「1」には要注意!
英検準2級の加点はとても魅力的ですが、そのメリットを受けるには、高校が定めている「最低限のルール」を守っていなければなりません。これを忘れると、せっかく準2級を持っていても、個別相談で加点を断られてしまうことがあります。たとえば大宮開成高校では、中学3年生の通知表に「1」があったり、中学2・3年生の欠席日数が合計21日を超えていたりすると、英検の優遇は受けられないとはっきり決められています。
また、内申点の数え方にも注意が必要です。学校によって「5教科(国数英社理)の合計だけ加点するよ」というところもあれば、「3教科(国数英)の合計だよ」というところもあり、ルールはバラバラです。自分が持っている英検の級が、どの教科に、何点プラスしてもらえるのか。学校説明会でもらう資料や募集要項を、親子でしっかり確認することが大切です。
さらに、特待生制度(学費免除など)の判定には英検の加点を認めないという学校も多いです。特待生を狙いたいなら、英検の加点に頼るのではなく、純粋な学力テストや北辰テストの偏差値で基準を突破する力が必要です。英検はあくまで「合格をもっと確実にするための、あるいはコースを一つ上げるためのツール」だと考えて、日々の学校の勉強も決して手を抜かないようにしましょう。
令和9年度入試という大事な場面で、ルールの見落としは大きな失敗のもとになります。英検の勉強を頑張りながら、学校のテストで悪い点(「1」など)を取らないようにバランスよく勉強し、毎日元気に学校に通うことは、受験生としての最低限のマナーです。加点という強力なサポートを最大限に活かすために、まずは足元の学校生活をしっかりと固めることから始めましょう。それが、英検準2級を本当の宝物にするための約束です。
併願校の選び方の幅が広がる
英検準2級を持っていると、併願校(滑り止めの学校)の選び方の幅がとても広くなります。公立高校を第一志望にしている人にとって、私立高校は「絶対に受かっていて、安心できる場所」でなければなりません。英検の加点を使うことで、今の自分の偏差値よりも少し上のレベルにある私立高校の「確約」がもらえれば、公立高校の本番に自信を持って、思い切って挑戦できるようになります。
たとえば、偏差値を「+2」してくれる学校なら、偏差値60の人が偏差値62の学校の基準をクリアできます。これにより、本来なら届かないはずの学校が「確実に受かる併願校」になり、第一志望の公立高校のレベルを下げずに最後まで勝負し続けられるようになります。逆に英検を持っていないと、自分の実力よりも下の学校を併願校に選ぶしかなく、受験全体の結果に満足しにくくなるかもしれません。
また、英検の級はほとんどの私立高校で評価してもらえるので、複数の学校を比べるときにも便利です。「この学校は偏差値に加点してくれるけど、あっちの学校は内申点に加点してくれる」というように、自分の持ち級が一番得する学校を自分で選ぶことができます。令和9年度入試に向けた学校探しにおいて、英検準2級はあなたのわがままを叶えてくれる最強のサポーターになります。
保護者のみなさまにお伝えしたいのは、英検準2級という実績は、お子様にとっての「大きな自信」になるということです。勉強の成果がなかなか出ないときでも、「自分は英検準2級に合格したんだ」という事実は、折れそうな心を支える盾になります。有利な学校選びという実益に加えて、心に余裕を生んでくれるこの級の取得を、ぜひ親子で協力して目指してほしいと思います。英検準2級が、合格への道をきっと大きく切り拓いてくれるはずです。
| 埼玉私立高校 英検加点活用のチェックポイント | 受験にどう役立つ? | 気をつけるべき注意点 |
| 北辰偏差値への加点 |
偏差値が+1〜2アップして、上のコースの「確約」に近づく |
3年生の7月以降の良い結果2回を見ることが多い |
| 通知表(内申点)への加点 |
合計点に加算され、推薦などの基準をクリアしやすくなる |
評定に「1」がないことや欠席日数に注意が必要 |
| 入試当日点への加算・換算 | 試験本番の点数にプラス。英語の点数が最初から保証される |
出願するときに「申請」や「証明書」が必要になる |
| S-CBTでの何度でも挑戦 |
11月の締め切りまで毎週チャンスがあり、合格率が上がる |
結果が出るまで1ヶ月かかるので、逆算して予約しよう |
まとめ|英検準2級で有利に?埼玉県内私立高校の英検加点表
- 埼玉の私立高校入試では、英検準2級が「個別相談」での確約獲得にとても役立ちます。
- 北辰偏差値に対して「+1〜+2」ポイントほど加点してくれる学校がたくさんあります。
- 通知表の内申点に対しても、合計点に直接「+1〜+2」点などの加点が受けられます。
- 開智高校では準2級で「65点」など、入試本番の英語の点数を保証してくれる制度があります。
- 大宮開成高校では「準2級プラス」という高いスコアを独自に評価してくれます。
- 栄東高校は2027年度から「2教科+英検型」を導入し、英検が独立した科目のような扱いになります。
- 英検S-CBTを使えば、11月のリミットまでほぼ毎週受けられるので、合格チャンスが広がります。
- 英検には有効期限がないので、高校入試だけでなく大学受験や将来でもずっと役立ちます。
- 通知表に「1」があったり欠席が多すぎたりすると、加点が受けられないことがあるので要注意です。
- 個別相談には、北辰の結果と一緒に英検の合格証(コピーでOK)を必ず持っていきましょう。






